【FXスキルアップ】テクニカルツールの選び方①トレンド系
FXトレードのスキルをあげたい!
FXトレードの分析方法やエントリーの仕方などは、たくさんあり
トレーダーによって様々です。
その中でも、多くのトレーダーが活用しているのがテクニカルといわれるものです。
なので、ここではFXトレードで使える”技術”について、
シンプルにいくつか紹介していきたいと思います。
テクニカル分析
FXのチャート画面にはPCでもスマホでも、テクニカルツールを表示される機能があります。
よくローソク足の上に重なって表示されていたりするグラフなどを
見たことがあるかと思います。多くのトレーダーが使う機能です。
テクニカルツールを使ったチャート分析のことを、テクニカル分析といいます。
トレンド系
テクニカルツールは大きく2種類に分けられます。トレンド系とオシレーター系です。
ここでは、相場がどの様な流れにあるのかをみるトレンド系についてシンプルに説明します。
トレンド とは [Trend:流行,傾向] の意味があり、トレンド系ツールを使って、
FXではマーケットが「買いトレンド」なのか「売りトレンド」なのかどうかを分析します。
また、テクニカルツールのことをインジケーターとも言ったりします。
このページでは、ポピュラーな移動平均線とボリンジャーバンドについて、お話しします。
移動平均線
移動平均線は、ある一定期間の平均値を線でつないだものです。
英語で Moving Average line といい、よくMAと表記されています。
この移動平均線にはいくつか種類があり、
基本的には、✔︎移動平均線が上向きなら「上昇トレンド」、
✔︎下向きなら「下降トレンド」とみてマーケットの分析に使います。
また、期間の数値を設定することができます。
移動平均線のよく使われる手法に、
2〜3本の移動平均線を同時にチャートに表示させるやり方があります。
たとえば、短期間と長期間の数値をそれぞれ移動平均線に設定して
それぞれを同時にチャート上に表示させます。
✔︎「GCは買い」✔︎「DCは売り」のサインと見られることが多いです。
移動平均線は様々な使い方ができます。よくよく検証して
自分のトレードスタイルに合った使用をオススメします。
ボリンジャーバンド
標準偏差を表した線(バンド)が表示されたものです。
移動平均線の上にあるバンドをそれぞれ(内側から数えて)
+1σ(シグマ)・+2σ、下にあるバンドを −1σ・−2σといいます。
- +1σ 〜 +2σ のバンド内にレートが収まる確率は約68.3%
- −1σ 〜 −2σ のバンド内にレートが収まる確率は約95.4%
✔︎+2σのバンド付近にレートがきたら、買われすぎで、売り。
✔︎−2σのバンド付近にレートがきたら、売られすぎで、買い。
というトレード手法もありますが、あくまで確率なので、
よく俯瞰してトレードに活用することをオススメします。
※ +3σ、−3σの表示もあります。
またボリンジャーバンドには
スクイーズ、エクスパンションといった特徴的な動きがあります。
- スクイーズは、バンドの上下が狭まっていて収束している状態
- エクスパンションは、バンドの上下が広がっている状態
✔︎もしスクイーズしていたら、値動きは少なく、トレンドが発生する可能性がある。
✔︎エクスパンションしていたら、値動きは大きく、トレンドが継続する可能性がある。
と一般的には考えますが、こちらも可能性なので、よく俯瞰してみることをオススメします。
ボリンジャーバンドは、相場のトレンドだけでなく
買われすぎや売られすぎの判断にも使えるオシレーター系でもあります。
オリジナル手法を身につける
テクニカルツールは、1つだけでなく、いくつかを組み合わせて使うこともできます。
トレンド系とオシレーター系の両方を使うトレーダーもいます。
また、テクニカルツールは補助的なものとして使うことをオススメします。
たとえば、もし自分のトレードの弱点が...
- トレンド判断なら、トレンド系インジケーターを使ってみる
- エントリータイミングなら、オシレーター系を使ってみる
チャートの分析の方法は色々あります。他のトレーダーが使っていてる手法でも、
それが必ずしも自分にも合うとは限りません。
デモ口座でまずは検証してみて、実際のトレードに活用することをオススメします。
さいごまでブログを読んで頂き、ありがとうございます。